シャクヤクとピオニーの違い と 我が家のパセリたち
芍薬の季節です。
昨日、花屋さんで芍薬を購入。本当にかわいい花。
花屋さんによっては「シャクヤク」や「ピオニー」と書き方が違います。そもそも同じ花なのか、違う花なのか、気になったので少し調べてみました。
ピオニーとは、ボタンやシャクヤクの仲間を総称する英語名(英名)とのこと。
シャクヤクとピオニーは同じでした。
学名は「Paeonia lactiflora」というそうです。オマケですが、ボタンの学名は「Paeonia suffruticosa」。どちらも「Paeonia」とありますね。
ちなみに、シャクヤクとボタンの違いを見極めるには、葉の形が分かりやすいそうです。
シャクヤクは「先が割れていない葉」、ボタンは「先割れのある葉」。
調べていたら、こんなことわざがありました。
立てば芍薬、坐れば牡丹、歩く姿は百合の花
芍薬も牡丹も共に美しい花で、百合は清楚な花であることから、美人の姿や振る舞いを花に見立てて形容することば。
芍薬はすらりと伸びた茎の先端に華麗な花を咲かせ、牡丹は枝分かれした横向きの枝に花をつける。百合は風を受けて揺れるさまが美しい。
これらのことから、芍薬は立った見るのが一番美しく、牡丹は座って見るのが一番美しく、百合は歩きながら見るのが一番美しいという説がある。
また、芍薬はまるで美しい女性が立っている姿のよう、牡丹は美しい女性が座っているよう、百合は美しい女性が歩く姿のようだなど、諸説ある。
単に「立てば芍薬座れば牡丹」とも、「立てば芍薬居(とと)すりゃ牡丹歩く姿は百合の花」ともいう。
持って生まれたものはそれ以上にはならないけれど、振る舞いで印象は大きく変わるもの。姿勢や言葉使い、女性として気をつけたいなぁ、と思いました。
せっかくなので、我が家の植物を紹介。
こちらはパセリ。5月になってからグングン大きくなっています。
毎日のように収穫しても、ちゃんと葉が残ってくれています。頼もしい。
こちらはイタリアンパセリ。
一時期アブラムシに襲われたり、しおれてしまったりと、手のかかる子でしたが、今はなんとか元気に育っています。
ロクシタンのピオニーの香り、結構好きです。